【最新版はこちら】関西で開催中の電車なぞ一覧

東急電鉄『東急線沿線を巡る謎解きの旅「99i」』レビュー/今見ている世界は嘘か真か

電車なぞ
スポンサーリンク

「西の阪急、東の東急」と並び称され、沿線に高級住宅街を抱えるイメージのある路線、東急電鉄の謎解きに参加してきました。
なんかこの謎解き、酷評されているらしい…?

概要

出典:https://huntersvillage.jp/promo/tokyurailways-nazotoki/

実施期間

2026年3月23日(月)〜9月30日(水)

プレイ形式

謎解きキットを片手に、様々な駅を訪れ、謎を解いていきます。

必要なもの

  • 謎解きキット
  • スマートフォン
  • (モバイルバッテリー)
  • (歩きやすい靴)

参加方法

まずは謎解きキットを購入。

キットを入手したら、指示に従って謎を解き、電車に乗って移動します。
答えが分かったら、専用WEBサイトに入力します。

最後の答えを専用WEBサイトに入力できたらクリア。
エンディングストーリーを堪能しましょう。

ストーリー

あなたは日常の中で、時々“違和感”を目撃していた。
空に一瞬だけノイズのような歪みが走ったり、看板やモニュメントなどが“昨日と微妙に違う”ように見えたり。

そんなある日、あなたの脳内に突然声が届く。
「……あなた、気づいていますね……」
はっとして周りを見渡す。あなたに話しかけている人など、どこにもいない。
「私はソフィア。この世界の番人です。あなたが日々感じていた違和感。あれは本来見えてはならない“歪み”なのです」
「歪みは世界の終わりの始まり。このまま歪みを放置すれば、世界はいずれ崩壊してしまうでしょう」
息をのむあなたに、ソフィアは静かに告げる。
「この歪みを認知できる特別な力を持つ人間は多くありません。あなたにしか頼めないのです。
──どうか、力を貸してくれませんか?」

そうして、あなたとソフィアの物語が始まった。

感想と所要時間

プレイの流れ

東京メトロ沿線からの参加だったので、toks目黒改札口店で謎解きキットを購入しました。
キャッシュレスも普通に使えました。

まずはデジタル乗車券を使うため、「Q SKIP」に会員登録。
次に謎解きキットに付いてるクーポンコードを入力するのですが、これがカード型になっていて、しかも表面この謎解きのオリジナルデザインじゃないですか!!!

表はオリジナルデザイン
裏にクーポンコード

これデジタル乗車券付きの最適解でしょ。
関西の電車なぞも、ことごとくオリジナルデザイン1日乗車券を廃止してデジタル乗車券に移行してるけど、このクーポンコード取り入れてほしい。
「スルッとQRtto」にも特典コード入れるところあるし。

さて、デジタル乗車券が使えるようになったら、次は謎解きゲーム専用Webサイトの設定に取り掛かります。
キットの案内書のQRコードからWebサイトを開いたら、ニックネームとパスワードを設定して準備完了。

あとは訪問駅を特定し、駅に着いたら、専用WebサイトでGPS確認して指示をもらいます。
答えが分かったら専用Webサイトに入力して、ストーリーを進めていきます。
ヒントもあります。

乗車券どうする?

この謎解きにはデジタル乗車券が付属しています。
「Q SKIP」という東急電鉄と東急バスでしか使えないQRコード式デジタル乗車券サービスに会員登録することで使えます。

その付属するデジタル乗車券というのが、「東急線ワンデーパス」。
「Q SKIP」で謎解きキット付乗車券を購入した場合は「マイチケット」から使用可能。
コンビニや映画館などで謎解きキットを購入した場合は、キットに付属するクーポンコードを「Q SKIP」Webサイトに入力することで、乗車券を「Q SKIP」内に取り込むことができます。

参考までに。
価格は、大人780円、小児390円(磁気券・カード型PASMOの場合)。
「Q SKIP」デジタル乗車券(QRコード式)の場合は、大人のみ740円です。
乗車可能区間は、東急線全線です。

東京って1日乗車券安いよね。

感想

キットについて

冊子には謎のみ。
向かう場所の指示や解答の入力、ストーリーの確認はすべて専用サイトを活用することになります。
さらに、駅に着いてGPSで位置情報を確認してからじゃないと、手がかりの場所がわからない仕様。
手がかりの場所にどうやっていくかの道案内はないので、土地勘がなければ、駅の周辺地図の写真を撮っておくか、地図アプリの活用が必要になります。
ずっとスマホが手放せなくなるので、バッテリーの残量に要注意です。

また、専用サイトは、ストーリーを進めると後戻りしにくい仕様になっているので、気になる情報が出てきたらスクショしておくことをおすすめします。

謎解きについて

またなんでこんなにテーマにぴったりな、謎の設置物が街のいたる所にあるのか不思議になるくらい、訪問先と謎とストーリーの親和性が高い。
制作者の目の付け所が鋭すぎます。感動しました。

これまで参加してきた電車なぞは、たいてい最後に腰を据えて解くような大謎や工作謎があったりするのですが、この謎解きには最後の大謎はなく、あっさりとしていました。
謎よりもストーリーを堪能する謎解きになっています。

難易度

管理人は謎解き中級者ですが、難しすぎずちょうどよい難易度だと感じました。
ひねりはないけど、よくできてるなーと感じる謎。
ひらめきよりも発見が重要になってくる印象です。

街歩きについて

景色を堪能しながら、気持ちの良いお散歩ができます。
けっこう坂や急な階段を登ったり下ったりするので、歩きやすい靴で参加することを強くおすすめします。

エンディングについて

この謎解きは、エンディングが3通りあります。
他のエンディングが確認できない仕様なので、違う分岐に進んでいたらどんな結末が待っていたのか詳しいところは分かりませんが、おそらく悪いエンディングに進んでしまった参加者から酷評の嵐だということは想像に難くありません。

問題は、参加者がエンディングを選ぶことができないこと。
何か邪な選択肢を選んだわけじゃないのに、唐突に世界が破滅したーなんてエンディングが出てきたら、そりゃ金と時間返せと思って当然です。
参加した人なら覚えていると思いますが、最後の最後に「これからどうしていきたいか?」3択の中から選びます。
でも、実はそれフェイク。どれを選んでも結末は変わりません。

管理人は、幸運にもGOODエンディングだったのでストーリーに関しては大満足でしたが、果たしてこれが最高のエンディングだったのか、他のエンディングが確認できない中、もやもやが残りました。
やはりこのシステムよくないですね。
ネタバレ厳禁なので、あまり詳しくは書けませんが、BADエンディングよりは、まぁまぁエンディングやGOODエンディングのほうが良いと思うので、GOODエンディングへのたどり着き方や分かったことを以下に書きます。

ストーリーの分岐について

まず、ストーリー分岐のタイミングですが、「最後の駅に着く前」のところになります。
具体的には、最後の駅に着いてから探す手がかりが3種類あります。なので、何を探すのか指示が出てきた時点で結末は決まっています。

また、それまでに訪問する駅での謎解きで、何か特別なキーワードを入力したり、違う答えを導く必要があったり、などトリッキーな仕掛けはありません。
謎解きは何も心配せず、普通に解いていけば大丈夫です。

では何がエンディングを分けるのか。
直接的な書き方だとネタバレになってしまうので、全力で曖昧に。

大前提として、この謎解きは、AIの少女「ソフィア」とあなたとの対話がストーリーの軸になっています。
この謎解きの作者はおそらく、急速に進化していくAI技術を肌で感じ、AIに支配されたSFな世界を描きたかったのでしょう。
さて、この謎解きの目的は、「街の歪みを取り除くこと」。
物理学を学ぶまでもなく、普通世界は歪まないことを私達は知っています。
じゃあなぜ歪みが生じているのか。もうこれはAIの少女「ソフィア」に聞いてみるしかないでしょう。

専用サイトを使っていると、違和感アリアリな画像が出てきます。どの駅に行っても何度も何度も。
さみしがっている人がいるなら、なでなでしてあげましょう。

通り過ぎた駅があるなら、専用サイトの右上のメニューから訪問済の駅が選択できます。
作者の描きたかった世界、その全貌を余すところなく明らかにした先に、望んだエンディングが待っていることでしょう。

所要時間

6時間43分(休憩なし)でクリアしました。

全部で6駅を訪問します。
移動経路も行ったり来たりせず、電車もすぐ来るし、通勤通学時間帯を外せばほとんど座れるし、ストレスフリーな移動でした。

探索可能時間に制限のある訪問先は特にありませんが、暗くなると手がかりが探しづらいのと、道中少し不安になるので、ぜひ明るいうちにゴールに到達するよう、午前中から参加することをおすすめします。

最後に

この謎解きに参加した後、変わらぬ日常が、いつもと違う景色に感じるようになりました。
自分の行動、選択、一瞬一瞬が実はもうすでに……おっと。(ネタバレ注意)

なんか酷評されていたので、怖いもの見たさに参加してみたのですが、結果大満足です。
単純にこの世界観すきだな。

『東急線沿線を巡る謎解きの旅「99i」』
開催期間:2026年3月23日(月)〜9月30日(水)
発売価格:3,240円(税込)
 ※東急線ワンデーパス付(QRコード式、東急線全線有効)
公式サイト:https://huntersvillage.jp/promo/tokyurailways-nazotoki/
主催:東急電鉄
企画制作:東急電鉄、タカラッシュ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました